中古車査定が難しい理由

新車への買い替えなどを機に、中古車を査定に出したとき、納得のいかない価格になったことはありませんか?
車種や年式、その他の要素によって期待よりも低い査定額になることはあるでしょう。
しかし、中古車査定は、そもそも値付けの難しいものなのです。

中古車によって使用環境が異なる

中古車査定が難しい理由として、車が使用されてきた環境に差が大きいということが挙げられます。
毎年大量の雪が降る寒冷地で使用されていた車もあれば、未舗装の道路を長時間走っていた車もあります。

また、比較的丁寧な乗り方をしていた所有者か、ワイルドな運転を好む所有者かでも、車の状態は大きく異なるでしょう。
さらにトラックなどであれば、積み荷の内容や量によっても、車の傷み方に差がでてきます。

このように、同じ年式や車種であっても、普段使用している環境に差がでやすいのが中古車。
年式や車種などで価値を判断する方も多いのですが、実際には使用していた環境による車の状態を、いかに査定に反映させるかという点が重要なのです。

同じ車は一台として存在しない

使用してきた環境が異なり、使用者が異なれば、状態が全く同じ車というのは一台として存在しないとも言えるのです。
車を運転する人の数だけ、価値の異なる中古車があり、それぞれに査定をしていかなくてはなりません。

それゆえに、素人が年式や車種だけで、正確な査定をするのはほぼ不可能に近いのです。

流行や人気によって価格が変化する

車の状態に加えて、人気車か不人気車かという基準もあります。

同程度の性能や燃費を持った車であっても、人気のある車種は高値が付きやすい一方、不人気者は査定額が低くなるのです。
これは、中古車だけの問題ではなく、車全体の人気傾向などが反映されてきます。

たとえば近年は街乗り用やファミリーカーとしてもSUVが人気を集めていますよね。
そもそもSUVはアウトドアスポーツを楽しむ人をターゲットとしていました。
しかし、快適な乗り心地や安定感、高級感、使い勝手の良さなどが評価され、一般的な層からも支持をうけるようになりました。

また、燃費が良く小回りの利く、コンパクトカーも人気を集めています。
車は見栄や馬力の時代から、使いやすさや快適性、燃費の良さがポイントとなる時代にシフトしました。

SUVが流行る前は、セダンタイプが人気だったのですが、今や街を走る車の多くがコンパクトカーとSUVと言っても過言ではありません。
こういった流れから、SUVやコンパクトカーのカテゴリにある中古車は、自然と査定額が高くなる可能性があるのです。

実のところ流行や人気はもう少し細かく頻繁に移り変わっていて、実際に中古車を扱う業者であっても、正確に測り切れていない部分があります。

人気の移り変わりの速さが、中古車査定を難しくしている原因のひとつと言えるでしょう。

中古車査定には専門知識が必要

中古車査定には、ある程度の専門知識が必要となります。

中古車の買い取り希望を出したとき、思っていたよりも査定額が高くなったり、逆に低くなったりといった経験がありませんか?
これは、素人の目線とは異なるポイントが、中古車の査定に含まれているためなのです。

中古車査定の公平性を担保するための資格として、「中古車査定士」が存在します。
中古車の査定には多くのチェックポイントがあり、これらを網羅しつつ納得のいく査定額を算出するのは、プロの技術を必要とするのです。

まとめ

・使用環境や使用者によって中古車の状態は変化する
・基本的に同じ車は一台として存在せず、それぞれに細かな査定が必要
・流行や人気によって需要が変化する
・中古車はチェック項目が多く、プロの技術が必要

公平な査定価格のために

車を売る側にとっては、なるべく高く査定を出してもらいたいものですよね。
一方、買取側は市場価格や相場に照らし合わせて、慎重に査定していくことになります。

もちろん、お客の要望も考えながら査定を行うわけですが、大きな赤字を出すわけにはいきませんから。

売る側と買う側の中間に位置する査定という行為は、公平性がなければ成立しないのです。

そもそも査定とはどんな行為をあらわしているの?

「査定」という言葉自体は、中古車査定以外にも使われていますよね。
では、この査定という言葉、どのような意味があるのでしょうか。

「査定」という言葉の意味は、「取り調べて、金額や等級などを決めること」です。
給与の査定、ボーナスの査定など、日常でもよく出てくる言葉です。
客観的な指標、ルールに従って対象を細かに調べ、値付けやランク付けを行うことだと考えてください。

似たような言葉に「見積もり」があります。
見積もりとは、あくまでも「予想」や「概算」という意味合いが強くなります。
ただし、その予想や概算に使うための数字がどれくらい正確かによって、精度は異なるでしょう。
査定よりももう少し振れ幅が大きい言葉、といった感覚になります。

「相場」とは何なのか?

中古車の買い取り査定時に「相場から考えてもこのくらい」といった言葉を聞いたことがありませんか?
この「相場」という言葉、実は結構な曲者なのです。

なぜなら、中古車の買い取り額相場というものは、それぞれの業者がほぼ独自に発表しているもの。
例えば、株式のように公開された取引市場があり、毎日値動きがニュースになっているわけではありません。

ただし、全国17会場で開催されるオートオークションの取引価格というものは存在します。
これが一般的に言われる「相場」の根拠となることが多いでしょう。

しかしこの価格はあくまでもプロの業者が仕入れや出品に使用するものであり、一般のユーザーには公開されていません。
一般のユーザーは、店側が提示した相場が正しいかどうか、判断する方法がないのです。

公平な査定のためには、査定制度が必要

査定は、指標やルールに従って金額や等級を決定することだとわかりました。
つまり、公平な査定のためには、それの元になる指標やルール、制度などが必要なのです

中古車査定では、「日本中古車査定協会」が中古車査定のルールを取り決め、自動車販売店や中古車ディーラーなどに
広く公開しています。

こういった統一のルールや制度を設けることにより、店によるバラつきや査定を行う店員の主観などに振り回されることがなくなり、
中古車の価値を公平に査定することができるのです。

A店では150万円の査定額だったSUV車が、B店では100万円をきってしまった、という経験はありませんか?
このように同じ状態の中古車でも大きく査定額が変わるのは、店側の販売力や、査定者の主観などに差があるからなのです。

納得のいく査定額を提示されるためには、査定のルールやポイントが制度化されており、それが広く浸透している必要があります。
どこの店で査定を受けても、それほど大きな差がでないようになれば、売る側としては非常に安心できますよね。

主観や販売力など、個々の事情が入り込みやすいからこそ、中古車査定には査定制度が必要なのです。

まとめ

・査定を正確に行うためにはルールや制度が必要
・素人は相場自体を知る術がない
・明確な査定制度を採用していれば査定額に納得しやすい

車ユーザーにとって車は資産

車は、不動産に次ぐ大きな買い物といって良いもの。
新車では数百万、中古車でも数十万からという価格になるわけですから、立派な「資産」ですよね。

買い替えの時にも下取りとして売却することもありますし、やはり高値は維持したいものです。

車が担保になることも?

車が資産であることを証明する出来事として、車を担保とした貸付があります。
通常、金銭の貸し付けの担保となるものは、不動産が多いのです。

しかし車は換金性も高く、元の値段も高いために、担保として認められることがあります。

もちろん、借金のために車を手放すのはあまり得策ではありません。
車は保持して使い続けることに意味があるわけですからね。

あくまでも、資産であることを示すための一例ととらえておいてください。

生活の足からレジャーや旅行まで使える車

車を生活の中に取り入れると、車なしの生活を不便に感じてしまうことがあります。

特に公共交通機関があまり発達していない地域では、車が生活必需品となっていることも考えられるでしょう。
食料品の買い出しや通学、通勤の足として使うため、単に所有欲を満たすだけのものではありませんよね。

家と車が生活の屋台骨になっている方も少なくないでしょう。

また、小旅行や週末のレジャーにも、車が欠かせないケースがあります。
郊外型のレジャー施設や自然公園などは、車での移動が便利ですからね。

このように衣食住プラスアルファに密接にかかわってくるのが車です。

少し大げさに言えば、人生を支えるための資産として車を保持していることになりますよね。

車の資産価値を維持するためには?

では、車の資産価値を少しでも維持するためには、どう使いこなせばよいのでしょうか。

まず、基本的に車は「標準装備や標準オプションが評価されやすい」という点を覚えておきましょう。
車を自分好みにカスタマイズすることに、生き甲斐を見出す方もいます。

もちろん、それ自体は悪いことではありませんが、車の資産価値維持という観点からみると、マイナスです。
中古車として売却、下取りに出すことを考えたとき、できるだけ改造やカスタマイズがされていないほうが有利なのです。

改造やカスタマイズは車の性能をアップさせるものもありますが、大半は個人の好みによるもの。
中古車として売却するならば、必ず次の乗り手が現れますよね。
つまり、次の乗り手が、その改造やカスタマイズを好むとは限らないのです。

こういった背景から、中古車はあまり改造やカスタマイズが行われていないものが評価されやすくなっています。

傷や腐食にも注意

車の資産価値を維持するもうひとつの方法として、傷や腐食に対する注意があります。

車を乗り続けていると、どうしても細かな傷や腐食が発生することがあります。
気候や温度にもよりますが、これはある程度仕方のないことです。

しかし、塗装のハゲをこまめに補修したり、洗車時にコーティング材を混ぜたりすることで、傷や腐食の対策になります。
さらに、エンジン周りの適度なメンテナンスやオイルや冷却液の交換などは、定期的に行いましょう。

車は決して、メンテナンスフリー(整備や点検が必要ない)な機械ではありません。

高い買い物だからこそ、中古価格を維持するためにはある程度の手間が必要なのです。

まとめ

・車は時に借金の担保になるほど資産価値がある
・車は生活すべてを支える資産になることもある
・改造やカスタマイズをせず、できるだけ標準装備の状態を維持
・傷や腐食、消耗品の交換などはしっかり行う

中古車販売店にとって車は利益を出す資産

中古車販売店にとって、車は安く仕入れて高く売り、利益を出すためのものです。
売り手側は少しでも高く売りたいものですが、中古車販売店にとってはあくまでも「商品」ということになります。

当然、商品価値が高いものをより多く買い取りたいところ。
しかし、その査定にはしっかりとした根拠が必要になるのです。
どんな車でも買い叩くことができてしまっては、売り手の利益が損なわれてしまいますからね。

中古車販売店が資産価値を認めやすい車は?

中古車販売店は、できるだけ高値で売れる車や、回転率が良い車を好みます。
この両方が満たされていればよいのですが、そういった車種は限られているため、
とりあえず片方だけでも満たしていれば、買取を強化するでしょう。

特に近年人気なのは、コンパクトカーや軽自動車の類です。
これらは回転率がよく、中古車であっても価格のわりに状態が良いものが多く、売れ行きも好調なようです。

また、高級という意味でいえば、スポーツSUVなどが人気です。
走破性や安定性、快適性を重視したSUVに、スポーツカーの要素をミックスした車種といえるでしょう。
中古車価格でも300万円近くする場合もありますが、新車では600万以上のクラスも多いため、十分に売れるのです。

ワンオーナーであることも大事

中古車販売店が好む傾向として、「ワンオーナー」があります。
これは、中古車販売店が好むというよりも、実際の買い手に受けが良いため、売れやすいのです。

ワンオーナーとは、「それまでの所有者が一人」ということですので、新車から中古車になった車といえます。
これは、所有者の経済力(新車で買うことができる)を示し、点検や整備が行き届いている車であることが多いのです。

そのため、ワンオーナー車は、中古車の査定においてもプラスに働くことがあります。
中古車販売店にとっては利益を出しやすい商品となるからです。

走行距離や年式の数値も重要

一般的に、走行距離が少なく年式の新しい車のほうが、資産価値を認められやすいもの。

例えば、中古車を買おうと考えたとき、

「走行距離5万キロ、2010年式」
「走行距離2万キロ、2013年式」

このふたつなら、どちらを欲しいと考えるでしょうか?
アンティーク的な価値がある車でない限り、必ず下の車を欲しいと思うはずです。
このように、単純に走行距離が短く年式が新しい車というのは、購入者の購入意欲を掻き立て、その車を買う「動機」になるのです。

中古車販売店が走行距離や年式を基準に車の資産価値を決めるのは、買い手に訴えやすく利益をあげやすいからなのです。

まとめ

・中古車販売店にとって車は商品である
・コンパクトカーや軽自動車、スポーツSUVが価値を認められやすい
・ワンオーナー者は資産価値を認められやすい
・走行距離と年式は、わかりやすいアピールになる

車買取専門店の買取と販売店の下取りの違い

車を売却する手段としては、車買取専門店での買取と販売店の下取りがあります。
この2つ、似ているようで異なるものなのです。

次に買う車のことで頭がいっぱいで、下取りや買取の違いを考慮していない人は、多いのではないでしょうか。

単純に目的が違う

車の買取と下取りでは、同じように車を売却するという行為であっても、目的が違います。

車買取専門店に車を売るときには、「できるだけ高く売りたい」ときです。
つまり「売る」という行為が目的になります。

一方、販売店での下取りは「車をできるだけ安くしたい、値引きを受けたい」といった感情が働きますよね。
この根底にあるのは、「買う」という目的です。

車買取と下取りでは、同じように車を売却するものの、実際のところは正反対の目的を持っているのです。

それぞれのメリットとデメリットは?

では車買取専門店での買取と、販売店での下取りを比較してみましょう。
まずは、車買取専門店からです。
・メリット
数店舗から査定を受けることで比較ができ、高値で売却することも可能。
・デメリット
相場や需要の変動を受けやすく、価格が上下しやすい
店によっては査定の基準があいまいである

次に販売店での下取りです。

メリット

これ以上は値引き不可というところへの、もうひと押しとして使うことができる
安い中古車が新車へ変貌する感覚を味わることができる

デメリット

買取査定額よりも低い金額になりがちで、あくまでも値引きの足しといった価格に落ち着きやすい
人気度が価格に反映されにくい

単純に売るだけ、買うだけというのであればどちらか片方を利用すべきでしょう。
しかし、売った資金を購入資金の一部に充てる場合は、少し工夫が必要かもしれません。

買取査定と値引きの併用が吉?

このように車買取専門店での買取と、販売店での下取りを比較すると、メリットだけを使うことができそうです。

つまり、買取専門店へ売却し、販売店で買うという方法になります。
買取査定と値引きは、別の店舗でそれぞれ交渉したほうが、トータルでプラスの結果になりやすいでしょう。

買取査定の基準が確立している専門店へ持ち込み、ある程度目途がついたら、販売店で値引き交渉を開始するという流れがおすすめです。

買取査定と値引きを、その道のプロに任せることが大切なのですね。
少しばかり手間がかかったとしても、貴重な資産をなるべく有利な条件で売り買いできるのですから、
やってみて損はないでしょう。

まとめ

・買取と下取りでは、単純に目的が違う
・車買取専門店は不安定だが高値で買取を行う傾向がある
・下取りは安定しているがあくまでも値引きの一部
・車買取専門店と販売店の併用が効果的


車の売却を考えた時は、その車の査定を依頼することになると思われます。とは言ってもそれより先に「同車種・同年式が大よそどれくらいの値段で買ってもらっているのか?」を掴んでおきたいと思いますよね。

車の査定額をいくらかでも高くして欲しいなら、先に「同じ車種の買取価格の相場はいったいいくらか?」ということを把握しておくことが要されます。
車を売る場面で高値で買い取ってもらいたいと思うのなら、可能な限り多数のお店に見積もり査定してもらうのが最良の方法なので、2つ以上の「車一括査定サービス」にトライしてみるというのも良いと思います。
事故車買取を中心業務にしている業者は、未だ珍しいというのが実態です。こうした事故車の買取マーケットの中で、きちんと車を売るためには、評判の良い業者を選択することが不可欠です。

「事故車ということで値段がつくはずはない」というのは、今はもう昔の話。昨今では、発展途上国などに部品の販売ルートを持つ業者も結構出現してきており、盛んに事故車買取を行っているのです。
車一括査定サイトを積極的に利用して、売ろうと思う車の相場を理解しておけば、今提示を受けている車の下取り価格と比較させられるというわけなので、あとで後悔することがないと思います。
有名どころの車買取業者においては、ローンが終わっていない車を売るケースでも、変な心配をすることなく、手際よく取引できるようなサービスが提供されているのです。
一度に何社もの車買取業者から見積査定をしてもらうことが可能な一括オンライン査定が支持を集めています。高い値を提示してくれた数社に対して、更に一歩踏み込む形で値段の交渉をすることも可能なのです。
車の査定というものは、1社にのみ任せると低い額に抑えられてしまうのは必至で、不利益となることになりかねませんから、なんとしてもいくつもの買取業者にお願いするとともに、値上げ交渉にもあたってみることが不可欠です。

車を高く買ってもらうための秘訣は、正直申し上げて下取りということではなく買取り専門の業者さんに車を売る事です。しかし、何も知らない状態で持ち込んでも高い価格で売ることは困難だと頭に入れておきましょう。
当サイトでは、車買取業者を比較した結果をランキングの形にて紹介させて頂いております。このランキング情報を参照いただきながら買い手を選定していただければ、満足いく結果になるというわけです。
「事故車買取OK!」と言われても、「リアルに買取してもらえるかもらえないかは査定の結果に左右される」と考えるべきです。事故車買取に対して歴史と実績のある業者も見られますから、遠慮することなく相談してはいかがでしょうか?
車の売却をすることに決定して、そのためのサイトなどを役立てて業者を決定したら、そのあとはリアルに車の査定を申し込むこととあいなりますが、そのときに用意すべき書類があります。
車の売却をする局面で頻繁に勃発するトラブルとして、一度査定が完結したはずなのに、「故障のあることがわかったから」などと、最初に算定して示された査定額の支払いを拒否される事例があるそうです。